ESL って何?

ESL(English as a Second Language)とは英語を母国語としない生徒が英語圏で生活するため、あるいは大学へ進学するため、またはTOEFLE受験の目的のために英語を学ぶための学校のことです。

アメリカ、カナダではESLの学校は一般的で多数存在します。移民、難民を受け入れて英語で生活ができるようにするために政府が支援している学校からプライベートスクールまで種類は様々です。英語が母国語でない人々が大学への留学を希望する場合や、実生活において英語が絶対必要な人々がESLで英語の勉強を始めています。

 学校によってレベル、教える内容や教材は様々ですが、個人の英語のレベルを知るための試験があり、クラスはレベル別に編成されます。たとえレベルが下のクラスでも授業はすべて英語で行われます。これは英語に慣れるためと、世界中から様々な国の人々が勉強しに来るので各国の言語に対応したクラスなど設けられないからです。日本にも多数、存在するいわゆる英会話学校と思っていただいて結構です。授業内容も会話だけでなく、パーソナル・コンピュータの操作を教えるクラスやカナダで就職ができるようにビジネスコースというクラスも用意されています。ただし、そこのクラスに編入するためには一般クラスで、ある基準のレベルを満たさなければなりません。

 カナダでは1年を通じてたくさんの生徒が英語を学びに世界中からきますが、国別にみると比較的多い生徒は中東系、インド系そしてアジアからは中国、香港、台湾の生徒が圧倒的です。しかしサマーシーズンになるとヨーロッパからも多くの学生たちがバケーションを利用して英語を学びにくるようです。

 授業は短いコースで2週間から1年単位のコースまで学校によって様々です。生徒はそれぞれ自分の予算とスケジュールに合わせてコースを選びます。上級コースになれば様々な種類の専門知識を学ぶことができるカリキュラムも揃っています。そこでの専門コースを卒業すれば、CO-OP Program(コアップ プログラム)というシステムがあり、参加することによって企業でインターンとして働く機会が得られます。これは無報酬で働くシステムですが、そこで認められ、企業に空きのポジションがある場合は採用に結びつきます。

 こうした過程を通じて、多くの移民者は英語を学び、英語の生活、カナダの生活に自然と溶け込んでいくわけです。ESLの先生の話によれば5年英語圏で生活すれば不自由なく英語を理解し、話すことが出来ると言っています。これはもちろん個人差があり人によって多少の時間の違いはあると思います。ESLは英語が母国語でない移民者にとってはカナダで生活する為の第1歩なのです。

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